【PS4】フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~ 感想
以下、ネタバレ
- アトリエシリーズ
- 今作についての備考
- 前半は面白くない、後半は普通
- LPとかいう邪魔要素
- 調合について
- レシピノート
- 戦闘について
- マップの仕様
- 衣装について
- アトリエメイク
- 異世界エスカ&ロジーのアトリエ
- キャラクターについて
- いつもの
- その他
- 総評
アトリエシリーズ
基本的に何かしら期限があり、それまでにいろいろ上手くやって目的を果たすゲームです。
シャリー以降は、日数制限が撤廃されるなど、期限がないので永遠とやれるようになりました。
今作についての備考
- アーランド(ロロナ、トトリ、メルル、新ロロナ、トトリPlus、メルルPlus)
- 黄昏(アーシャ、エスロジ、シャリー)※plusは手つかず
- 不思議(ソフィー)
前作ソフィーのアトリエもやっていますが、いまいち記憶がないのです。
なお、直近でやったのが、メルルplusです。
前半は面白くない、後半は普通
アトリエ特有の最初のチュートリアル期間や錬金レベルがあがらないと覚えないスキル、調合品がありますので、
ジリ貧&限られた期限の中でやりくりしていきます。
今作は触媒というシステムが追加されましたが、一方調合品にも調合経験に応じた熟練度も導入されました。
ぶっちゃけ面倒です。レシピ思いついてもすぐに理想的なアイテムが作れないというジレンマ。
調合は前作は最終的に制限時間ありパズルやってたのに対して、今作は詰将棋のような何か。
前半は公認試験までの期限がありますので、うかうかしていると
また、今作では公認試験合格以降にアイテムの補給(使用回数回復)があります。
シナリオ的には、公認試験を受けるまで と 公認試験以降の2部構成。
後半は、公認試験に受かったのでそれからの「やりたいことを見つける」という就職活動シナリオ。
前半は、なんというかあんまり面白くなかったです。
でもこのゲーム前半は、プレイアブルキャラ同士のからみが薄いです。
よくあるのはリアーネとイルメリアぐらい。
前車は、トトリスキーだったころのツェツィさんの亜種、後者はツンデレのようなにかのミミちゃん。井口は別キャラでいるけどな。
レヴィさんなんて、好感度も上がらないしただの厨二のままの要素しかないです。アングリフに至っては下手すると酒場に一生いる羽目に。
後半はよくも悪くも普通。というか全体的にあっさりした内容。リアーネ関係くらいでしょうか、ちゃんとしたシナリオは。
最終的に強敵用に特性を集めていましたが、面倒なのでトロフィーコンプリートしてやめました。
だって、必要な特性でないし、常にコンテナとの戦いしているし。
一応、秘伝の破壊力強化や共鳴の全・真理なんかは出たので、N/Aと最強武器はそれなりに作りました。
LPとかいう邪魔要素
結果的にテンポを悪くする要因。
ただ歩くだけでも消費されるのに場所によっては2倍、3倍のペースで消費されます。
LPを管理して、旅をやっていくのがコンセプトなのですが、場所によっては篝火焚き火がないので、探索しようと思ったら毎回毎回外に出たり入ったりする必要があります。
また、敵から逃げるとやたらLPを減らされるので、システム的には逃げるを殺している。
調合について
前作に比べると先述のとおり詰め将棋。ぶっちゃけわかりにくい。
熟練度システムは要らなかった。強力なアイテムを作るのに、無駄にアイテムをつからなければならないので。
あと、素材一覧の蒼と緑の見分けがしにくい。
チャージゲージもわかりにくい。
触媒は別に悪くないけど、作成数増やすライン作るぐらいなら量販店作れってお話。
レシピノート
このゲームの中で最も不親切な要素。
何かしらの行動を取ると、フィリスがレシピを閃くシステム。
閃き条件があらかじめ設定されているが、それがゲーム中では分からない仕様。
何を何回採取したや何回つかったかのカウントは、ヒントの状態だと分かるけど、閃くとカウントが分からなくなるので、
また、ヒント状態で詳細がある程度分かっていると発想ポイントを使ってレシピを思いつくけど、中にはヒントがあるのに閃け無いことがある。
あと、新しいレシピを思いついても何を思いついたかがすぐに分からないのもダメポイント。
(この辺りは次回作で修正されています)
戦闘について
全体的にあっさり。演出含め。
ただ、ベリーハードだとクソ怠い。そんなバランス。ベリハやってないけど。
前作が1ターンごとに行動を決めて戦うドラクエ方式でしたが、今作はシャリー以前の従来作に近い仕様に戻りました。戦略性は前作の方があったかもしれない。アトリエシリーズの常として、アイテムを作り込みが戦闘難易度に直結するのはいつものことです。
多くの人は、旅人の雑木林か南アオロ雪原でマラソンしてたはずです。
マップの仕様
ソフィーから変わりました。道中すべてが採取地扱いです。この辺りは「旅」なのでそういった仕様なのでしょう。
ファストトラベルはありますが、今作はランドマーク&焚火にのみファストトラベルできます。実質篝火ワープ
マップから行ける場所が限られますが、一瞬でいけます。
ただ、時間消費がいくらだとかは分かりません。LP消費も分かりません。
また、洞窟なんかはマップが表示されないので、方向音痴と化します。
後半、イベントを熟すとマップ間移動が追加されますが、それまでは上記のファストトラベルがあるにせよマップ間移動が超絶めんどくさいです。
あと、ライゼンベルグのランドマークは中央に密集しすぎで、クエスト受注なんかのための移動がとても面倒くさい。町中でホウキが使えないのも一因。
取り敢えず、最近の作品の中ではアクセスのしにくさを感じました。
衣装について
2週目からは全部の要素がすべての服に統合されるらしいので、関係ないのですが、
毎回調合や荒野の着替えるのがおっくう。まぁ、着替え自体はすぐに終わりますが。
そして、下位互換のためお払い箱の初期服。
アトリエメイク
作れるものの割における箇所が少なすぎ問題。
そして、大体はコンテナ+コルちゃんになる。
そもそも今作のデフォルトコンテナ数が1000なので、移動式アトリエとはいえ少なすぎる。
また、仲間用のスペースは弄ることはできないので、1/3しかメイクできない。その割に勝手に花を置かれるし
内装も変えられないため、イマイチ機能とデザインのバランスが取れていない。
異世界エスカ&ロジーのアトリエ
前作がロジーのアトリエ(鍛冶屋)だったので、ハブられたエスカちゃんが参戦しました。シャリー(無印)ではロジーさんがハブられてましたけどね
どちらも一応メインストーリーに部分的に絡みます。内容的にはロジーさんの方が多いです。
クリア後のボイス聞くときは、石川プロ→りえしょんの順で聞くと良いでしょう。
キャラクターについて
フィリス
第一印象よりも活発で可愛く感じました。
ただ、最終的には錬金術特有のやべーやつの仲間入りです。装備的には師匠の方がヤバイですが。
リアーネ
第一印象は一番良かった人。実際はただのフィリス中毒者。フィリススキー。
(一応、フィリスに精神的に救われいるのもあるのだけれどヤバイ人筆頭。次回作に店の名前も逝っちゃってる)
髪のせいで姉妹でないのはすぐ分かりました。
この子はノルベルトが親かどうか気付いているのかなぁ・・・。
イルメリア
自称天才の割に天才要素が薄い。一応、フルスハイム関係では活躍しているけど、結局はフィリスがやっている感じでイマイチ活かせていないキャラ。
もっとフィリスとけんかするイベントとか欲しかった。(けんかイベントなんかは姉に取られるし)
ドロッセル
ファミリーネームで親父が分かる人。パワータイプなのにがさつさを感じない。
次回作もこの容姿で30なのでぶっちゃけ嫁に欲しい。
ソフィー
前作主人公。タイトルコールで自分の名前を言っちゃう。かわいい
今作は移動式アトリエを作ったり、弩級錬金釜レシピをさらっと発想するなど作中の錬金術師では群を抜いてレベルが高い。
この子は公認試験を受ける必要があるのだろうか・・・。というか、誰に推薦状書いてもらっているんだろう。
性能的には、フィリスと異なりサブを持てるのでフィリスより火力が出たりする。
アングリフと酒を飲んで欲しかったキャラ
プラフタ
異世界転生ミミちゃん
今作では、人間になることはないので、フィリスの師匠の師匠としての印象が強め。
あとは、メクレットとアトミナ関係。火力のやべーやつ。
レヴィ
厨二病のような何か。作中きっての聖人。ただ、前半はただの厨二病。
ガルド
異世界転生ネイト東地の兄貴。おっさん枠。
個人的に一番陰が薄い。公式でもNPCよりもあとに紹介されちゃうPC。
アングリフ
おっさん枠。筋肉枠。
夢が聖人。
金をやらないと仲間にならない。ただ、5000コールで永久契約なのである意味タダ働きよりも怖い。
オスカー
でぶわ・・・くじゃなくなった人。
今作はソフィーとの絡みはあまりなく、植物と話すばかり。
作中で声が聞こえる人が増えました。
その他
キルシェ:PCキャラでいけた。
葛城レン:有能おばさん。どうがんばっても24歳には見えない。正直結婚したい。
エーデル:26歳町長。いや、46でもおかしくない振る舞い。イラストだと26に見えるけど、3Dだとおばさん。
ヘンリッカ:ふわふわ系(意味深)
アンネリース:29歳。29には見えない。もっと、うえにm
ティアナ:(容姿的にも設定的にも)PCでいけたその2
フリッツ:前作PC組で唯一のNPC化。さすらいの人形師の割にほとんどヴァイスラーク在中
エスカ:11歳になった中の人がやべーやつ。錬金術も使えるようになったので、四極天の知恵書があればぶっちぎりの火力が出せる(別の作品)
ロジー:前作から続投のため28歳とエスカと一回り半位違う。酒の席の被害者代表。
いつもの
ガスト恒例のバグ。
一応、PS4版最新パッチでやりました。
フリーズは2回。どちらも戦闘開始時にエラーで強制終了しました。
一つはボスだったので、事前セーブしてたのですが、もう一つはホウキからおりた瞬間にエンカウントしてフリーズ。マラソン途中だったので、死にかけました。
あとは、ドナでオレリーから神木の話を聞いてる際に、神木が透過しているのはギャグでした。
オレリー「見な、この神木を」
— さくらい (@sakray06) December 23, 2018
フィリス「どこ?」 #PS4share pic.twitter.com/hbpaOdivyB
その他
ライゼンベルグでもフルスハイムでもそうだけど、町並みに対してこのゲーム人が少なすぎ。
クエスト関連のマークのわかりにくさ。(報告しに行かないといけないのに、討伐箇所が延々表示される等)
ほぼ死に要素の宿。
総評
従来のアトリエシリーズと基本的にやるととは同じですが、少し違った実験的要素もあり、戸惑いました。
慣れるとそうでもないですが、不親切な部分が結構多いです。
ゲームとしては、普通。駄ゲーでもなければ良ゲーでもない。普通。
実験的要素があるので、不親切な部分が結構多め。
良ゲーの基準低すぎ。
てか、内容読めば良ゲーじゃないのに、
今作単体で見る限りは十分に良作と言い切って問題無い出来ではあるものの、PS4・Vita版ではフリーズやバグが非常に多く、くれぐれもこまめなセーブをこころがけて遊ぶようにしよう。
いつものガストなのに、ギャグか何かかな?
まぁ、遊べないゲームではないので、興味を持ったらやっても良いでしょう。
アトリエシリーズファンや不思議シリーズファンならやりましょう。
良作ゲーやりたいなら他のゲームをやるのが、時間の無駄になりません。